カウンセリングルーム こころの泉
カウンセラーはどんな?
カウンセリングってどんなもの?
料金と面接時間は?
場所は?
予約方法は?
Q&A



カウンセリングってどんなもの?

カウンセリングルーム こころの泉 外観

カウンセリングルーム こころの泉では、
自分の人生をより豊かでより幸せなものにしたい、ショックなことを何とかしたい、本来の能力を回復したり発揮できるようになりたい、このような望みを実現するお手伝いをします。そのため、いきさつを聴いたり、そのときにどのように感じたかなどを話し合うのが、カウンセリングです。しかも、当カウンセリングルームでは、気持ちに寄り添いながら、積極的な聴き方をすることで、過去と現在の自分の心を癒し、さらに、自己実現ができるようになることを目指します。中心となる技法は自我状態療法ですが、催眠療法、イメージ療法、家族療法、箱庭療法、遊戯療法、NLP、プロセスワーク、Somatic Experiencing™(以下SE™と略する)、SE™タッチ等を、お話の内容に応じて使いわけます。


たとえば、ここに、生まれたばかりの赤ちゃんがいるとしましょう。この赤ちゃんは、本来、存在するだけで祝福され、夢や希望にあふれた、幸せな存在です。

ところが、残念なことなのですが、大きくなっていく間に、未熟なために考え違いをして自ら傷ついたり、周りの人たちの説明が不足なために傷ついたり、ということが起きます。そして、他人との関わりを恐れたり、あるいは、完璧にものごとを成し遂げようとして頑張り過ぎたりします。いずれも、その時点では、懸命に自分を守ろうとした、工夫の結果なのです。

これが度重なると、心と身体は悲鳴をあげ、SOSを出し始めます。たとえば、「なんか分からないけど、悲しい、むなしい」などの気持ちが湧いてきたり、「ああ、自分でもいやな性格!」と嘆いたり、「○○さんに無視されてつらい」と悩むといったような形で、普段の生活の中で誰でも経験しているようなSOSもあります。また、いじめ・いじめられ問題、不登校や引きこもり、非行や犯罪、自殺未遂…のような形で、本人だけでなく周りの人をも大きく巻き込むSOSもあります。あるいは、体具合、たとえば、お腹が痛い、息ができない、声がよく聞こえない、病気といった、身体の症状として現れるSOSもあります。

ところで、最近、世界的な流れとして、身体の記憶(身体の感覚・体感)を利用して、自律神経系のバランスを回復し、身体症状を緩和したり、こころを癒したりする方法が着目されています。ピーター・リバイン(Peter Levine)博士が開発したSE™という理論・技法に基づいて、ご説明します。

例えば、数年前に交通事故に遭い、けがは治ったものの、それ以来、眠られなくなったり、頻繁に動悸がしたり、不安が強くなったり、事故現場の道路を通れなくなったという方がいるとしましょう。

これを、神経生理学の立場で説明します。 自律神経系には、交感神経系(活動すること担当)と副交感神経系(休憩すること担当)の2つがあります。本来は、交感神経系を使ってある程度活動したら、副交感神経系を使って休憩し、ある程度休憩したら、また、交感神経系を使って活動し…と、交感神経系と副交感神経系を、シーソーのように、バランスを取りながら、行ったり来たりして日常生活を送っています。

交通事故の場合、事故直前に、「ああ、怖い!逃げなくては」と、交感神経系を普段より過剰に使って、逃げるためのエネルギーを湧き上がらせます。しかし、自動車は速く、『湧き上がったエネルギー』を使わないうちに事故になってしまいます。言い換えると、交感神経系が湧き上がらせたエネルギーを蓄えたまま、事故に遭い、心身が固まったような状態になっています。交感神経系と副交感神経系のバランスが崩れた状態です。

身体の感覚に特化した方法では、まず、ご自身の体感に気づいてもらうことから、始めます。手が暖かいとか、お尻が椅子にしっかりとくっついているとか、肩が下がったとか、気づいていてもらっているうちに、例えば、脚が小さくプルプルと震え始めます。このプルプルは、未消化で身体に溜め込んだままになっていたエネルギーを放出し、本来の神経系の状態に戻るための自己調整としての症状なのです。そして、震えが収まると、不眠が解消したり、動悸が治ったり、気持ちも落ち着いたり、事故現場の道路を通れるようになったりします。身体症状も治り、心も癒された状態で、本来の自分の状態に戻ることができます。

SE™では、お客様(被施術者)とプラクティショナー(施術者)の間で、言葉のやり取りで体感に気づいてもらったり、お客様がOKの場合は、SE™タッチという身体にアプローチする技法を用いて、自律神経系の自己調整し、納得した日常生活を取り戻すお手伝いをします。

実は、参考までにですが、逃げたかったのに逃げることができず、自律神経系のバランスが崩れてしまい調子をくずす場面は、日常生活の中にたくさんあります。例えば、子ども時代であれば、授業中に答えが解らないのに指名された時、ちょっとしたルール違反をして、親や先生に注意された時、年齢に関わらず、歯医者さんでの治療の時、病院での注射や手術の時、大人になってからでも、会社で厳しい上司に呼ばれた時…、本当にたくさんあります。こんな時、SE™がお役に立つと思います。

あなたの心は、生まれたときの幸福感を持ち続けているでしょうか。もし、小さなSOSが一つでもあったら、それは、あなたが自分自身を見つめるチャンスということです。カウンセリングを受けて心の傷を癒し、本来のあなた自身に戻りましょう。このことによって、家族や職場の人たちと、もっと楽な付き合いができたり、過ごしやすくなります。小さなチャンスを逃すと、あなたに気づいてもらうために、心はもっと大きなSOSを出します。気づいたときが、関心をもったときが、チャンスなのです。

なお、医療援助が必要な場合、当カウンセリングルームの嘱託医をご紹介できます。
  大森  寛医師(M.D.)
  クリニック  こころの森  http://www.cocoro-mori.com


カウンセリングルームこころの泉

Copyright (c) 2013 COCORO NO IZUMI. All Rights Reserved.